金融庁の要請で研修会開催

　昨日は税理士会長野支部定例会。午前中に理事会があり、次期支部長に女性の堀越会員を推薦することとなりました。支部長は対外活動の登竜門であります。ただし、堀越会員はこれまでも行政の委員やマスコミで活躍されてきましたので、今後一層の輝きを放つことを期待し、支部会員全員がご協力ご支援いたします。


（研修に新風）

　定例会後の研修は今回「金融検査マニュアル別冊の理解」で、研修要請は金融庁検査局とのことであります。我々税理士は財務省国税局が監督官庁でありますが。今年になって、経済産業省中小企業庁からの地域力連携拠点事業への参加といい、今回の金融庁と税理士に活躍の期待が高まっていることに身が引き締まる思いであります。


（法人会）

　「企業経営の厳しいおり、経営者に法人会入会はいらいない」と見当違いのアドバイスする税理士会員がいると法人会からの指摘があり、金融庁の後、改めて法人会活動の意義を学びました。税理士会の姉妹団体は法人会・青色申告会・納税貯蓄組合であり、国の税務行政を民間から支える重要な役割を担ってきました。三団体は対象とする構成員が違いますが、税理士は全て納税者として関わりを持ちます。従い、国家財政の基盤を強固にする要は税理士の理解度とも言えます。日本が世界で最も高い納税意識を保っているのは４団体の協力があればこそとの認識を深めて欲しい。



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