2008年04月23日

セミナー企画の工夫

 22日は、取引銀行八十二銀行昭和通営業部の定期セミナーに参加、テーマは「今後の経済情勢と地域経済 ーグローバリゼーションの中での地方企業ー」、講師は財団法人 長野経済研究所 理事調査部長 平尾勇氏で、15:30-17:00の90分間セミナーありました。経営計画策定に非常に役立つ講義でありました。研修企画に感謝申し上げます。


(地方企業の生き方)

 グローバリゼーションは1989年ベルリンの壁崩壊から始まり、その壁崩壊の現場では地元ショベルメーカーである竹内製作所の重機が40台使用された。当時、大型重機はあったが小型重機がなかったというニッチなマーケットがあり、竹内製作所がグローバル企業に成り得たのであります。そこでは、川上依存の下請け企業から、取引企業のマーケットをしっかりと握るパートナー企業へ、さらに世界に羽ばたく地域中核企業となる製品コンセプト、事業領域の見極め、技術の一点集中、マーケットの掘り下げなど絶え間ない経営革新が必要とのことでありました。


(感想一言)

 セミナーの難しさは、我慢の限界からワン講座90分の制約があることであります。連動する講座を定期継続し、そのワン講座の位置を常に意識させ続けられれば、企業行動に結びつく知恵になるのですが。参加者の維持のため、時々の話題性あるテーマを組み込んでしまうと受講する者への教育効果は半減し、折角の受講時間が活きない。そこでは、一般教養的知識習得には役立つのですが、企業生き残りへの知恵習得には成り得ないのが企画者の悩みであります。


(一回3時間・8回セミナー開催)

 私は、地元企業経営者対象とした「経営革新塾」を昨年から開催し始めました。Webから得られる情報収集を行い、ニッチマーケット・SWOT分析・戦略マップ・バランススコアカードの実習しながら、受講者の事業経営計画を策定し、セミナー受講の成果物は経営計画書とする研修企画であります。




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Posted by 税理士の星野 at 09:02│Comments(0)
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