2008年11月07日

新聞の切り抜きとその活用

 私が40年前、一年半居候していた先の主は時間があれば新聞・雑誌のの切り抜きをしていました。ある時「切り抜いた記事はどの様に使うのですか?」と質問しました。


(答え:人の記憶は)

 「自分が人に伝えたい事がある場合、新しいことは慣れがないから相手はなかなか受け入れることが難しいが、言葉の意味を理解していることであれば容易に相手の意識の中に入るから」とのことでした。そのために一年位前の新聞記事を使い、聞く側の記憶(潜在意識)に残っている言葉で話されると、伝えていることが元々自分が考えていたことを話していると感動をもって受け入れてくれるんだそうです。


(相手が理解できる言葉で話す)

 税理士として、専門用語を羅列しても相手には伝わらない。分かったようにうなずくが記憶には残らない。平易な言葉では話すことは一苦労であります。ならば、例え話としてマスコミの記事になった事件を使うのも一つの方法かもしれません。


(潜在意識と行動)

 人は表面的な理解ではなかなか行動しません。物事を理解し潜在意識まで到達している事であれば行動に移れます。人には二人の自分がいます、顕在意識に支配されている自分は表面的に外部と対応するが行動に移るのはまれであります。潜在意識に支配されている本当の自分(人生の主人公)は理解したことは即行動するとのことであります。ならば、臆病な本当の自分に様々な情報を理解させれば、心豊かな人生を送れるのかもしれません。



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Posted by 税理士の星野 at 06:38│Comments(0)
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