2009年02月05日
原点 曾祖父の最終任地
長野市内にある赤十字血液センターに日赤支部記念館が公開されています。過日、会合に向かう途中、見学させていただきました。
(展示品に)
「詩文:明治を代表する政治家伊藤博文公が、1889年(明治32年)に長野支部事務所を視察、その際「赤十字の詩」を賦される」、「版画:明治33年4月 長野支部事務所・看護婦養成所の新築落成式を行ったその際に記念品として配布された」との展示品がありました。その現場で私の曽祖父はその行事に立ち会っていました。
(曾祖父の職歴)
曾祖父・星野有信は、上田松平様の家臣の次男として生を受け、お殿様に小姓として仕え、廃藩置県で禄を失い、県庁筑摩出張所等外三等として職を得。飯田の戸長・初代町長、大町の北安曇郡役所事務官最高位となり、明治31年から最後の任地が赤十字長野支部で明治35年ごろまで勤務しておりました。
(最後の任地)
曾祖父の名前は、明治33年の信濃毎日新聞には「日赤長野支部事務責任者として新潟での陸軍演習救護班として初参加」との記事にありました。日露戦争(M37-38)を前にして国をあげて準備していた時期に看護婦養成に尽力していた曾祖父の姿を保存された記念館で私は見たのかもしれません。
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Posted by 税理士の星野 at 05:47│Comments(0)