2009年02月14日
あるお母さんの問い 「どうしたら商売繁盛できるか!」
先日、ある士業の事務所を訪ねた。その折の会話では「士業において商売繁盛する方法」が話題になりました。私は、税理士である父親の事務所に係わり40年余が過ぎていますが、どちらかというと右肩上がりの経済下で事務所を成長させたので、お答えするには適切でないと前置きを述べて、自分のベースである組織を第一として考えるべきと、会話を進めました。
(どうしたら、人の記憶に残るか)
仕事をもらえるかは、仕事を出す人物に出会うことが第一であります。その人物に出会う確率をどう高めるかに知恵を絞らなければならない。新人が業界内で名前を知ってもらう一歩は、業界事務局と仲良くなること。事務局は会議の準備、後片付けに忙しい、そこで資料配り・お茶碗等の後かたづけ・黒板消しをさり気なく手伝う。そうすれば事務局内で噂となり、すべてに優先順位が上がる。
(どうしたら、能力がある思っていただけるか)
士業の方々は全員一定の知的基準を保持しているので、新人が組織で余り目立つとイジメに遭う。「生意気な若造」と最初に付いた烙印は消し去ることは出来ない。入会から3年間は、会合・行事にすべて参加し、先輩たちの個性を見極める。その後、遠慮しながら発言する、求められた話題から5度位外し、ユニークさをアピール。ここで15度も外すと、変人奇人のレッテルを貼られるので注意。組織には対外的知名度アップを期待出来るエリートコースがある、そのメンバーに推挙され、汗を流すこと。
(どうしたら、優先順位が上がるか)
あいさつが第一、頭を下げるに一円のコストもかからない。最初は業界の方針に「ハイの姿勢」で応える。業界知識が充分でない時に「評論家的」発言は慎む。最初の仕事は親戚縁者からでありますが、業界事務局には一般の方からの問い合わせがあり、仕事として対応する会員が必要となる。その要員になることが第一。
(いつまで、組織第一とするの)
人の集中力は、3時間・三日・3週間・三ヶ月・三年と云われています。通常の人はいずれかのポイントで離れてしまいます。10年も係わる人は希です。10年も組織活動に従事すればなくてはならない会員となり、組織活動のすべてを理解し、限界も分かります。
(10年後が勝負)
10年会務に従事すれば、業務のすべてに精通するが、同時に選択の分岐点に立つ。役職を重ね将来は勲章まで上っていくのか、全てを習得した上でステップアップするかの選択をしなければなりません。中途半端は気持ちでは、好奇心を失い、意欲のない行動は自分の精神構造を腐らせる。
(時は優しくない、うつろい易い)
好奇心の失った目は、他人に頼りない人物と映る。10年の経験という財産を今度は業界外で活かすべき。組織の時代対応は絶対でない。10年間で業界内の自分の長所欠点は熟知できているので、自分の長所を最大限に生かせる業務領域で自己実現に励むべきである。確かな方向性ある努力は報われる。
以上が、お茶を頂きながら、有為な人物へのワンポイントアドバイスでした。
長野GODO税理士法人 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
NPOシニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
(どうしたら、人の記憶に残るか)
仕事をもらえるかは、仕事を出す人物に出会うことが第一であります。その人物に出会う確率をどう高めるかに知恵を絞らなければならない。新人が業界内で名前を知ってもらう一歩は、業界事務局と仲良くなること。事務局は会議の準備、後片付けに忙しい、そこで資料配り・お茶碗等の後かたづけ・黒板消しをさり気なく手伝う。そうすれば事務局内で噂となり、すべてに優先順位が上がる。
(どうしたら、能力がある思っていただけるか)
士業の方々は全員一定の知的基準を保持しているので、新人が組織で余り目立つとイジメに遭う。「生意気な若造」と最初に付いた烙印は消し去ることは出来ない。入会から3年間は、会合・行事にすべて参加し、先輩たちの個性を見極める。その後、遠慮しながら発言する、求められた話題から5度位外し、ユニークさをアピール。ここで15度も外すと、変人奇人のレッテルを貼られるので注意。組織には対外的知名度アップを期待出来るエリートコースがある、そのメンバーに推挙され、汗を流すこと。
(どうしたら、優先順位が上がるか)
あいさつが第一、頭を下げるに一円のコストもかからない。最初は業界の方針に「ハイの姿勢」で応える。業界知識が充分でない時に「評論家的」発言は慎む。最初の仕事は親戚縁者からでありますが、業界事務局には一般の方からの問い合わせがあり、仕事として対応する会員が必要となる。その要員になることが第一。
(いつまで、組織第一とするの)
人の集中力は、3時間・三日・3週間・三ヶ月・三年と云われています。通常の人はいずれかのポイントで離れてしまいます。10年も係わる人は希です。10年も組織活動に従事すればなくてはならない会員となり、組織活動のすべてを理解し、限界も分かります。
(10年後が勝負)
10年会務に従事すれば、業務のすべてに精通するが、同時に選択の分岐点に立つ。役職を重ね将来は勲章まで上っていくのか、全てを習得した上でステップアップするかの選択をしなければなりません。中途半端は気持ちでは、好奇心を失い、意欲のない行動は自分の精神構造を腐らせる。
(時は優しくない、うつろい易い)
好奇心の失った目は、他人に頼りない人物と映る。10年の経験という財産を今度は業界外で活かすべき。組織の時代対応は絶対でない。10年間で業界内の自分の長所欠点は熟知できているので、自分の長所を最大限に生かせる業務領域で自己実現に励むべきである。確かな方向性ある努力は報われる。
以上が、お茶を頂きながら、有為な人物へのワンポイントアドバイスでした。
長野GODO税理士法人 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
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Posted by 税理士の星野 at 08:09│Comments(0)