2009年05月04日

善光寺 勝手な考察  13,内陣でコルテオを見た

 2日に、サーカス・シルク・ドゥ・ソレイユの「コルテオ」を見てきました。そこで見たものは、善光寺本堂の内陣にあるさまざまな仕掛け、現世と来世との接点を視覚的感動で美しく表現している点で同じと受け取りました。


(コルテオで表現されていたもの)

 コルテオはラテン的葬式の姿で、死の旅たちに際して、多くの友や家族が見舞いに来て、主人公のこれまでの人生が現実とも、夢・幻のように表現され、空中にはお迎えの天使が舞っている。死後の世界への恐れもなく天に召されていく姿はロマンティックで、美しくもあり、感動を揺さぶる人生賛歌として舞台で演じられていました。


(善光寺の内陣では)

 極楽からこの世へと、如来様や菩薩様が往生人をお迎えに来られることを来迎(らいごう)といい、善光寺本堂内陣では正面の欄間に「来迎二十五菩薩」の像に描かれ、燦然としたお姿に輝いています。本堂にかすかに差し込む優しい陽の明かりに見えるお姿は、幻想的な様子で参拝者は幽玄の世界にひたることができます。


(魅了される世界)

 コルテオの舞台も、善光寺本堂内陣での雰囲気も、あの世とこの世との出逢いの場所として同じ表現が用いられるのだなと納得しました。世界中の宗教的建造物は華やかな空間を持ち、「衆生と仏を結縁させ、必ず極楽に導く」という仕掛けがどこでも用意されている。ならば、お店も、事務所でも、同様な仕掛けがあれば、お客様に訪ねてきた事への満足と感動を起こすことができるのではないか。



 読みいただき有り難うございます。どうか、投稿継続の励みとなりますので「ビジネスブログランキング http://jobranking.net/43/ranklink.cgi?id=hoshino 」にクリックをお願いします。
 また、外のジャンルについては http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice をアクセスして下さい。お待ちしております。





Posted by 税理士の星野 at 10:21│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。