2007年10月12日
「生命の尊さにめざめて」 青山老師の法話
体育の日、妻のリクエストにより所属するNPOが後援する「青山俊董老師 講演会 ~生命の尊さにめざして~」を夫婦で聴講しました。会場は松本市民芸術館で会場いっぱいの参加者があり、主催者の熱心さを感じました。
(青山老師)
師は昭和8年生、5才で信州塩尻の無量寺に入門され、現在は無量寺東堂(前住職)で僧洞禅尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導や講演、執筆など海外の活動を含めて幅広くご活躍の老僧であります。お話は、74才とは思えない早さで、二時間立って黒板を使いわかりやすくお話をいただきました。ただし、浅学の身には法話としてのありがたさは感じ取れましたが、それ以上ではないのが残念。
(欲望の方向への気付き、欲はけっして悪いものではない)
夫婦喧嘩も、合掌してから始めなさい! 百八の煩悩の代表(三毒)は、貪り・怒り・愚痴であり、その煩悩の火が消えた世界が涅槃・理想の境地である。こだわらずに、投げられたところで起き上がりなさい。自分の置かれた環境を嘆く前に、良い人生を生きる事に心がけなさい。其処に居るだけで皆の心が温かくなる人物になりなさい。農業に例えるならば「小農は草を作り、中農は作物を作り、高農は土を作る」と云われています。置かれた所で成すべき事を成すべきであります。
(凡夫の欠点は他人の欠点をみる事)
自己中心の物の見方では救われない。瀬戸物と瀬戸物とがぶつかれば割れるが、片方が柔らかであれば割れる事はない。人生は勝ち負けではない、人柄を誉められるようにならなければならない。自分の至らなさは人との交わりで初めて気づき、成長する。大いなる光に照らされないと自分の非は明らかにならない。
(観念を実践行動に移すこと、仲間が大事)
小さな火を冷たい火鉢に入れては消えてしまう。小さな火をまとめれば燃え、力になる。弱い力も集めれば勢いになる。一人の人間は弱い者であるが、良き友に囲まれれば、自分も成長し良き人生を送れる。(仏法僧、僧=サンガ=和合衆)
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Posted by 税理士の星野 at 01:58│Comments(0)