2007年03月28日

国際市場に無関係ではいられない

 最近はお客様の社長さんと会う機会が増えました。市況原材料の国際的な価格の変動、最近の中国北京オリンピック建設ラッシュによる鋼材価格の高騰の対応についての話題が多く出ます。こんな山深き里でも国際市場状況の影響大であります。

(原材料価格の変動は小規模零細企業には致命傷)

 原油の高騰は、個人規模のガソリンスタントを廃業もしくは瀕死の状態に追い込みました。米の不作・外米の導入・専売制度廃止では、町の米屋に事業継続の可否を迫りました。今回の中国等による鋼材の高騰は、長期の請負工事においては特約でも入れない限り3倍までに購入単価が上がると対応策が間に合わず、目標利益が確保できないでいます。

(地元にしっかり根を・・・)

 「烈風知けい草」のことわざではありませんが、如何に状況の変化を受けても耐えられる事業体質を構築するかが問題。無借金経営、粗利益率の向上、新商品・サービスの開発、オンリーワンのお得意様の増加、金融機関・取引先・仕入先の信頼確保など絶え間ない挑戦が求められる。


星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/



Posted by 税理士の星野 at 10:19│Comments(0)
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