2008年05月06日

企業は公器  会議は後継者育成の好機

 5月1.2日連続の税理士会4部会に出席させていただき、会議は「大切な心」の引き継ぎであることを感じました。役員の一期2年の任期中に出来る事業は限られます。そんな短時間でも次の人への「大切な心」の襷(タスキ)が受け継いで頂ける事(駅伝)が会議責任者(リレーランナー)のポイントになるのであります。


(企業は公器)

 そんな思いを、財団法人倫理研究所法人局「今週の倫理534号」に下記の文章に感じました。

 経営者の最大の課題は、企業の存続と発展にあります。企業は公器であり、創業者といえども自分の思いのままに会社を左右することなど出来ません。したがって、経営者にとって後継者の育成は大きな任務の一つとなります。
 東京市長として関東大震災後の復興に取り組んだ後藤新平は「事業家は、金を残して死ぬのは下だ。仕事残して死ぬのは中だ。人を残して死ぬのは上だ。」という言葉を残しました。「人を残すこと」つまり、すぐれた後継者を育て上げることは、企業を永続的繁栄に導く最大の要件となります。


(絶対信頼が必要)

 自分が40歳になった頃から、税理士会・TKC活動に参加、以後幾多の会議に出席させて頂く機会に恵まれました。十数年前の会議は一方的な伝達だけで発言の機会もなく、黙って旅費受取にサインするのが随一に行為でありましたが、最近の会議は発言も多く、目つきが良くなっています。誰しも自己実現の機会がなければ、組織活動への積極的参加はあり得ません。会議では、上位者は多くの審議事項と限られた時間内で、参加者の自発的意欲を導き出すことに腐心すべきで、過去の慣例に縛り付けることは慎まなければなりません。5月1.2両日に有為な人物が集まっていたことに今後の期待を強めました。



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Posted by 税理士の星野 at 08:49│Comments(0)
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