2007年04月28日

決算書は経営者を映し出す鏡

 何気ない日常行動のすべてを数値で表すのが記帳です。お店も企業も経営者の意思によって経営方針が決められ、スタッフ一同はその指示に従い日々商行為を行い、一年間の成果として作成されるのが決算書であります。

(経営者の性格を表す)

 ゴルフ好きは交際費が、勉強家は研修費が、人と地域のつき合いを大事にする人は寄付金が、面倒見が良ければ貸付金、堅実な人は預貯金が、いろいろ好奇心が強ければ仮払・立替金との雑科目が多く計上されています。一般に黒字企業も赤字企業も粗利の利幅は余り変わりません。同じ商品を販売していれば自然同じ粗利になって行くということであります。

(経費の使い方がポイント)

 「7割が赤字で、3割が利益」と言われています。誰しもが一所懸命に働いていることは事実ですが、日々の行動が分相応であるかが分かれ目となります。先ずはスタッフの使い方で人件費が、公私混同で厚生費・交際費・車両費が違い、経費が儲け以上か以下かで事業が成長するかが決まります。


星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/



Posted by 税理士の星野 at 09:26│Comments(0)
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特定調停の悩みを解決するなら・・【特定調停の悩みを解決するなら・・】at 2007年05月01日 14:13
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