2008年10月07日

観光立県長野への再興計画

 先月沖縄の友人が、「この10年で観光客の入り込みが1.5倍になっている」とうれしそうに語ってくれた。また、十数年前に、東北の観光業者が「長野県に新幹線ができる前に、長野県が無為無策でいる間に、出来るだけ多くの観光客を迎え、東北の良さを分かって頂き、一人でも多くのリピート客を獲得したい」と云っていたことを思い出しています。

内閣府 今週の指標no896(2008.9.22) 最近の沖縄観光動向について
http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2008/0922/896.html


(長野県行政の動き)

 「時代を超えて愛される日本のふるさと 長野県(NAGANO)」パンフレットによれば「長野県の観光がおかれている厳しい現状に対する危機感をバネに「観光立県長野」の再興に向け、観光事業者をはじめ県民みんなが知恵を出し合い、力を合わせて取り組むための指針として、平成20年度から24年度まで5カ年間の計画を策定しました」とあります。

「観光立県長野」再興計画の公式観光ウェブサイト http://www.pref.nagano.jp/kanko/kankoki/keikaku/keikaku.htm


(なぜ、今「観光立県長野」再興計画を作ったのか)

 長野県にとって、観光はとても重要な産業です。ところが最近、長野県の観光は元気がありません。ピーク時と比較すると、観光旅行者は81.3%、観光消費額は71.0%、スキー場利用者数は36.0%となっています。そのため、県が旗振り役となって、全県挙げて「ガンバロー!」と県民みんなに向けた提案として「観光立県長野」再興計画を策定しました。


(実感と行動)

 私の事務所はJR長野駅東口近くにあります。10年前まではスキー客を迎えるバスが何台も並んでいましたが今はいません。国道にも大型観光バスが少なくなっています。おもてなしを大事にする時代の変化の中で「豊かな観光資源」に甘えていた結果と反省すべきです。また、遠来のお客様を温かく迎える一人ひとり県民の姿勢が必要になっています。困っているお客様に「何かお困りでしょうか」と声をかけるべき、特に外国の方にはであります。



星野会計事務所 http://www.tkcnf.com/hoshino/pc/
シニアのための財産と生活を守る会 http://plaza.rakuten.co.jp/sinianagano/
長野ライオンズクラブ http://plaza.rakuten.co.jp/lcnagano



Posted by 税理士の星野 at 06:58│Comments(0)
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