2009年03月15日

政治の本質と求められる行動

 この頃、マスコミが取り上げる政治ニュースに確定申告で忙しいこともあり、嫌気をおぼえます。政治の本質は「国家の意思を決定する」ことである。今その政治の本質に相応しい議員が何人いるのでしょうか。


(政治家に相応しい人物とは)

 私の好きな言葉に、西郷隆盛の言葉「命もいらず名もいらず官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは艱難(かんなん)をともにして、国家の大業を成し得られぬなり」があります。百三十年前の明治維新で国家の舵取りをした偉人ならではの名言であります。私は今も変わっていないと考えます。


(政治家は地方から)

 最近、白洲次郎が話題になることがおおくなりました。カントリージェントルマンがもてはやされることは結構なことであります。晴耕雨読の有為な人物が混迷している国家の意思をきちんと決めていくことに一つのロマンを感じます。


(どうしたら政治が変わるか)

 政治を職業としていたのでは、その判断は姑息なものと成り易い。人物の大きさはその責任を持つ人と数だと考えれば、企業で言えば数人の従業員しか雇用していない中小企業主より数百人の従業員を抱え海外との取引をしている社長の方が判断能力が高い。その判断能力があり、生活基盤があり、世の中を憂える人物数人を政治の世界に送り込んだらどうか。


(今行わなければ危険)

 40年程前、有名大学に在学していた友人が「自分は官僚になり、この日本を動かしてみたい」と言っていたことを思い出します。官僚の多くは高い公僕意識と倫理観を持っていると期待していますが、小沢民主党代表を追求する検察に、戦前の青年将校の姿が重なって見え、その純粋な思いが邪な組織に利用される危険を感じます。
 非は非として対処し、極端な方向に動き出さない歯止めを持たないと結果国民を苦境におとしめてしまいます。今、国の将来を選ぶ有権者側にも有為な議員を選ぶ覚悟と責任があると考えます。


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Posted by 税理士の星野 at 08:27│Comments(0)
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