2009年10月22日

粗利二千万円稼いで、始めて見える世界


 私の税理士法人ではスタッフにあることをお願いしています。それは、会計事務所で一人前と認められるには年額受取報酬額一千万円を、管理職になるには二千万円以上稼ぎなさいと言っています。


(二千万円という数字)

 事実、二千万稼ぐには自分一人でなく、スタッフとの良好なチームワークを組めないと実現しません。チームリーダーとして気配り・知識力・包容力など全人格的な力量が求められます。なお、会計事務所では仕入れがありませんから、報酬二千万円は即粗利であります。一般企業であれば売上一億から二億円レベルにあります


(レベルの違い)

 従業員数でも同様で、家族労働・スタッフ5名以下なら生業家業レベルで経営者としての外部評価は得られません。50人・100人以上の従業員の生活に責任を持ち、経営している経営者から見れば、企業経営での同じ悩みを持つ仲間として認めてもらえません。経営者と言われるには多くの人を雇い、毎期利益計上するビジネスモデルの構築と変革が必要です。根底には金持ちになり、税金という社会貢献をするとの決意が必要であります。


(経営者の姿勢)

 認められるには、自分に自信を持てるにはどうするかは、自分自身の収入を一般社員の倍を稼ぎ、他人に評価いただける職責を果たすことであります。ビジネスの世界は機会には平等であっても、発言力と信頼は実績次第であります。


(共同化)

 経済環境が厳しくなる一方の今、信頼を得る方法の一つに共同化が考えられます。税理士では税理士法人化であります。個々人の業績は低くても集団になればランクアップ出来ます。次なるステップに上がることが出来ます。


(小さなコングロマリット)

 今年の正月に発足した守成クラブ長野は相互に関連のない異業種企業家の集まりで、仕事の話だけする集合体であります。種々のプロジェクト活動が用意され、仕事の確保に奮闘しております。近い将来、協同して複数の種類の事業を多角経営するビジネスモデルが確立すれば、対外的に評価される売上規模と知的財産が得られると期待しております。会員個々は高い評価を共有し、次なる仕事へステップアップ出来ます。



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Posted by 税理士の星野 at 06:18│Comments(0)
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