2007年11月11日

「国家百年の計」を忘れた、自民・民主の争いは国民を害する

「国家百年の計」を忘れた、自民・民主の争いは国民を害する



 土曜日の夕刻より、自由民主党国対筆頭副委員長の小坂憲次衆議院議員の政治資金パーティーがあり出席しました。小坂先生からは、安倍前総理の辞任当日の様子と「ねじれ国会」での与野党協議についての国政報告があり、特別講演として、元首相補佐官・岡本行夫氏から「5年後の世界に日本はどう生き抜くか」の話を頂きました。


(特別講演 日本は今、世界の人から内向きで頼りにならない国と嫌われるかの岐路にある)

 人口と資源消費が世界の三分の一を占める中国・インドが大きな存在となる時代の変化の中で、インド洋での給油活動の意義は大きい。7世紀のイスラム世界に時代を逆行させることを意図とするテロ集団は、世界の75%生産するアフガンのアヘンを密輸し、武器を調達し、世界で文明への挑戦テロ活動を継続している。そのアヘン密輸資金調達を止めさせる最も効果的なのが海上阻止活動である。燃料補給のために港に帰還しないで効率良くパトロールさせるのが海上自衛隊給油艦の役割であります。その結果、陸上で戦闘している兵士が一人でも死ななくてすむと感謝され、世界平和への貢献が出来ているのである。


(日本はテロの味方ではない、常在戦場)

 小坂先生は、今や日本は経済大国として世界から見られている国ではない。中国・インド・韓国が力を付け、世界からは東アジア動勢に不安と期待を持って見られているが、日本の存在が薄くなっている。アヘン密輸を阻止するインド洋での給油活動の継続は意義深い。民主党も給油した燃料が他の目的に使われていないか、艦船の航海日誌公開を求めているが、最高の軍事機密に属する作戦行動を明らかにしろとは理解しがたい。多くの国の軍隊が参加し、その内最も安全な世界平和への貢献活動である給油活動に賛同して欲しい。


(個人の思い)

 私の祖父は貧しかった日本での生活をあきらめ、中国満州に渡りました。当地は日本陸軍精鋭50万人で守られていたはずが、終戦時には重火器のない幽霊部隊で、一週間で広大な満州平原がソビエト軍に蹂躙され、多くの女性・子供が犠牲になり、成年男子はシベリアでの使役に駆り出され、挙げ句に蒋介石・毛沢東両軍の盾にされ、多くの命が大地に消えた。国家の安泰は戦を避け、常に負けないことが大事であります。負けないためには犠牲の少ない選択を常に求められます。犠牲ゼロへの願望は国を滅ぼす。



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Posted by 税理士の星野 at 15:22│Comments(0)
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