2009年06月06日

法律改正と広告業界への影響

 先日、広告代理店の営業マンが来所した際に、担当者から下記事項を質問されたので、私の独断と偏見を持って答えたのが次の会話でした。


Q、最近、弁護士の先生からバス停広告の問い合わせが増えてきたのは?

A、それは、弁護士制度が改正され、全国で5万人体制に向け、弁護士資格者が増加し、依頼案件に不安があるから。弁護士の収入安定は企業顧問弁護士を数多く引き受けることだが、先輩弁護士の指定席となっており、倒産企業の管財人になるにしても、名前が知れ渡る必要が出てきたのではないか。


Q、司法書士の先生から多重債務者相談との文言を広告文書に入れるようとの依頼が増えたのは?

A、司法書士も少額訴訟事件を取り扱えるように法律改正があり、多重債務者の法定金利を超えて支払いした分の法的整理が出来るようになったから。経済が不況で、不動産登記・法人設立の仕事が減少したので、多重債務者の相談業務に乗り出す司法書士が増えたのです。


Q、病院から電車シルバーシートなど広告依頼が増えたのは?

A、診療報酬の点数が変わり、患者の入院が長いと診療点数が減るので入院期間が短くしている為。そこで、病院は入院患者の回転率を高めないと病院経営が成り立たなくなり、入院見込み者を確保しなければならなくなったので、広告媒体を活用し来患者を確保する選択をしているのです。



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Posted by 税理士の星野 at 05:46│Comments(0)
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